厚生労働省の調査結果では、現在確認できるホームレスの数は3,000人以上にものぼるといわれています。
ほとんどが男性であり、景気の動向によって人数が増減しますが、ゼロになることは考えにくいものです。
さまざまな背景によりホームレスになった方が、再就職できるような仕事はあるのでしょうか。
本記事では、ホームレスでも働ける仕事はあるのかについて、応募に必要なものや対処法とあわせてご紹介します。

ホームレス状態だと就職は難しい?
結論として、ホームレス状態の場合は生活を送るための住居を持っている方と比べて就職は難しいです。
ホームレスは住所が不定で身元確認ができないため、採用する側の企業としてはリスクを抱えることになることが要因となります。
ほとんどの企業では就職の際に住所や名前を証明できる、住民票や免許証などの身分証明書が必要です。
しかし、ホームレス状態では身分を証明することができないため、仕事に就くことが難しくなります。
求人に応募する場合に必要なもの

こちらでは、求人に応募する場合に必要なものをご紹介します。
身分証明書
身分証明書には本名や居住地、生年月日などが記載されており、市役所などの窓口で受け取ることができます。
採用の際に本人が名前や年齢を伝えても、その情報が正しいものなのかを判断するために必要となります。
ホームレス状態の場合でも市役所などの窓口に相談すれば、身分証明書をそろえるためのサポートを受けることができます。
携帯電話(スマートフォン)
携帯電話はプライベートだけではなく、仕事に就いたあとにも連絡を取り合うために必要となるツールです。
就職前では日程調整や緊急時の連絡方法に使われたり、就職後では欠勤などを上司に報告したりする際に使われます。
最近の求人は応募から選考までの流れをオンラインで実施するところが増えたため、購入しておくことをおすすめします。
身分証明書や携帯電話がない場合の対処法
しかし、ホームレス状態の方では身分証明書や携帯電話を所有していない方が多くいらっしゃるものです。
最優先して購入しておきたいのは、万が一トラブルが発生した際にも連絡ができる携帯電話です。
連絡手段がない場合、シフトの相談などができないため雇用のチャンスが損なわれてしまう可能性があります。
身分証については先述の通り、市役所の窓口に相談することで取得までのサポートを受けることができます。
ホームレス状態でも働ける仕事とは

下記は、ホームレス状態でも働ける仕事の一例です。
- 個人経営のお店
- 人手不足の中小企業
- 日雇い・短期の仕事
- 住み込みでできる仕事 など
先述の通り、ほとんどの就職先では身分証明書や携帯電話が必要となり、なければ不採用になる可能性が高くなります。
しかし、個人経営のお店や人手不足の中小企業の場合、これらがなくても採用してもらえる可能性があるのです。
個人経営のお店は大企業と比べて融通が利きやすい傾向にあり、人材不足の中小企業はすぐに人が欲しいからです。
また、日雇い・短期の仕事のなかには住所や連絡手段がなくても募集しているところがあります。
住み込みの場合は居住地と連絡手段を確保できるため、ホームレス状態でも雨風を防いだうえで生活と労働を行うことができます。
ホームレスの仕事の探し方
ホームレスの方は、以下の方法で仕事を探すことができます。
ハローワークでの求人検索
ハローワークは、全国どこでも利用できる公共の就職支援機関です。 特に、住居のない方でも以下のサービスを活用できます:
- 無料の職業相談
- 挑戦体験や職業訓練の紹介
- 自分の状況に合った求人情報の提供
担当者との面談は楽しく、最適なサポートが得られるでしょう。
インターネットでの情報収集
「ホームレス救済求人」「住み込み軽作業」などのキーワードで検索すると、多くの求人情報が見つかります。また、NPOや企業の専用サイトでも、対象者向けの求人情報を掲載している場合がございます。
NPOの相談窓口の活用
非営利団体が提供する無料相談窓口では、個別に求人情報をご案内させていただきます。 特に、支援の経験豊富なスタッフが相談に応じてくれますので、安心してご利用いただけます。
おわりに
本記事では、ホームレスでも働ける仕事はあるのかについて、応募に必要なものや対処法とあわせてご紹介しました。
ホームレス状態では身分証明書や携帯電話を所有していないため、不採用リスクが高くなってしまいます。
下記、ホームレス状態の方でも働くことができる可能性が高い仕事の一例です。
- 個人経営のお店
- 人手不足の中小企業
- 日雇い・短期の仕事
- 住み込みでできる仕事 など
ホームレス状態になってしまっても、仕事に就けないとあきらめる必要はありません。




