ほとんどの企業では、履歴書や職務経歴書に現住所の記載を求めており、それが一般的となっています。
万が一社員と連絡が取れない場合、自宅を訪問するなどの際に求められることが要因です。
しかし、これから社会で働こうと考えている方のなかには、現在住むところがないといった方がいらっしゃいます。
本記事では、住むところがない方が就職の際に取るべきではないNG対処法や、就職するための解決法をご紹介します。
住むところがない場合のNGな対処法
住むところがない方が就職活動をする際、下記の行動はNGとなります。
そのまま放置する
現状をそのまま放置すると、ホームレスなど路上生活者になってしまう可能性が高いです。
一度路上生活者になってしまうと自力で抜け出すのが困難になり、やる気が無くなってしまい行動を起こせなくなります。
ネットカフェ難民になる
ネットカフェ難民とは、低価格で長時間滞在ができるネットカフェで寝泊まりをする方を指します。
衣食住は確保できますが、ネットカフェは想像以上にお金がかかるため、気付いたときには路上生活者になっていることがあります。
友人宅への長期滞在
一時的に友人宅にお世話になる場合は大きな問題となりにくいですが、長期化すると金銭などさまざまなトラブルを招きます。
光熱費や水道代、家賃などは友人が支払っていることから、特に金銭によるトラブルが発生しやすい傾向にあります。
住むところがない場合どうしたらいい?
こちらでは、住むところがない方の就職活動方法をご紹介します。
各種生活相談窓口へ相談する
住むところがない方でも、社員として就職したいという方は働く意欲があり、社会復帰したいと考えている方になります。
そのような方に対して行政機関をはじめとする各種施設では、就労支援のサービスを提供しています。
たとえば、市役所や福祉事務所に相談することによって、さまざまな支援やサポートを受けることができます。
早急に現状を打破したい場合、どの事務所になんのために相談をするのかを事前にまとめておきましょう。
窓口の職員はヒアリング内容から、最適な提案をしてくれます。
特に、ハローワークであれば1対1で、職業や履歴書の添削、面接対策などさまざまなサポートを受けることができます。
住み込みの仕事や寮付き求人を探す
住むところがない方が優先して実施すべきアクションが、雨風をしのいで日常生活を送れる居住空間です。
しかし、住みたいけど働けない、働きたいけど住むところがないといった負のスパイラルにおちいってしまいます。
そのような方におすすめなのが、住み込み付きの仕事や寮付きの求人を探すことが挙げられます。
住み込みの求人に募集することによって、衣食住ができる住居と仕事の両方を一度に手に入れることができます。
住居を手にすることによって携帯電話を契約できたり、さまざまな手続きを行ったりすることができるようになるのです。
生活保護に頼らず、自力で比較的短期間で生活を立て直すことができる対策といえます。
住所がなくても働ける仕事
下記は、住所がなくても働ける仕事の一例です。
職人系などの技術職
職人系の仕事のなかには、住所や身分証明書がなくても働けるところがあります。
長期的に自分のキャリアやスキルを形成し、成長することで高額な給料を得ることができます。
製造業などの住み込み
製造業のなかには24時間稼働している工場があり、そこでは交替制で昼夜を問わず生産を続けています。
寮が完備されている場合、夜勤でも職場へ移動がしやすく、就労後はゆっくりと体を休めることができます。
緊急時の一時的な住まいを見つける場合
住むところがなく、ネットカフェ難民や友人宅に移り住んでいるという方などは、一時的でも居住先を見つける必要があります。
そのような蚊帳に対して、困窮者自立支援団体では「一時生活支援事業」を提供しています。
一時生活支援事業は原則3ヶ月に限り、宿泊場所の供与や移植の提供などを実施しているサービスです。
生活困窮者の自立を支援することが目的であり、一時的にも居住地を得られることで生活を立てやすくなるでしょう。
参考ページ:一般社団法人 生活困窮者自立支援全国ネットワークホームページ「生活困窮者自立支援制度について」
(https://minna-tunagaru.jp/know/#a-07)
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当社ではさまざまな背景を持つ方に対して、適切な仕事をご紹介するサービスを提供しております。
もちろん、本記事でご紹介したような、現在住むところがない方に対しても寮付きの案件もございます。
寮付きの企業に入社するまでの流れは、下記のように進行します。
- LINEで相談
- 待機寮への案内
- 準備物の用意、企業様との面談
- 採用
- 赴任先までお見送り
案件紹介から入寮・入社までを徹底サポートしているため、ご興味がある方はぜひLINEにてご相談ください。
当社サービスページ:求人紹介までの流れ
(https://noma.works/job-seeker/flow/)
おわりに
本記事では、住むところがない方が就職の際に取るべきではないNG対処法や、就職するための解決法をご紹介しました。
住むところがないとき、そのまま放置することやネットカフェ難民になる、友人宅へ長期滞在することは避けましょう。
正しいアクションとして、各種生活相談窓口へ相談する、住み込みの仕事や寮付き求人を探すことが挙げられます。
住み込みの仕事の一例として、職人系などの技術職や製造業などの住み込みなどが含まれています。
住むところがない方は、日常生活を取り戻すため早急に正しいアクションを実施しましょう。