工場や企業のなかには、社員寮を保有していることから住み込みで働くことができるようなところがあります。
住み込みでは光熱費や賃料が抑えられるため、一般的な賃貸物件で生活するよりも生活費を抑えることができます。
しかし、なかには「住み込みはやめとけ」というような方がいらっしゃいますが、どのような理由からなのでしょうか。
本記事では、住み込みはやめとけと言われる理由について、メリットや注意点とあわせてご紹介します。
住み込み仕事の特徴
住み込み仕事には、深夜に働かなければならなかったり24時間稼働していたりするような、下記のような職業が挙げられます。
- 観光業
- 製造業
- 運送業
- 介護職
- マンションの管理人 など
これらの仕事のなかには、「社員寮付き」や「寮完備」といった情報が求人に記載されています。
なかには寮費が無料なだけではなく、食事が出されるところがあるため、生活費を抑えることができます。
住み込みの仕事はやめとけと言われる理由とは？
下記、住み込みはやめとけと言われる理由の一例です。
選べる職種が少ない
- 個室ではなく、複数人が生活する大部屋の可能性がある
- 共有スペースが自由に使えるとは限らない
- 入居者によってはプライベートがほとんどない
- 独自のルールや習慣が設けられている
一般的な賃貸物件で生活をしている場合、マンションやアパートのルールに則っていれば大きな問題にはなりません。
しかし、住み込みの場合は先輩・後輩といった社員が多く、仕事終わりでも気を使わなければならないときがあります。
また、社員寮といっても一人ずつ部屋を与えられるだけではなく、複数人が生活する大部屋に割り振られることもあるのです。
そのため、住み込みの仕事はやめとけと言われる理由は、自分のプライベート空間が確保しにくいことが挙げられます。
仕事終わりはゆっくりと自分の時間を過ごしたいのに過ごせないことから、住み込みはやめるべきといっているのでしょう。
住み込み仕事のメリット
一方、住み込みで仕事をすることによって、下記のようなメリットを得ることができます。
- 生活費を抑えることができる
- 転勤があっても入居先が確保できる
- 職歴や経験などに左右されずに採用されやすい
- 通勤が便利、職場までアクセスしやすい
- 保証人無で生活場所を確保できる
住み込み仕事を行うことで、一般的なマンションやアパートで生活するよりも生活費を抑えることができる点が大きなメリットです。
また、ほとんどの場合社員寮は職場の近くに設けられているため、アクセスが便利です。
異動や転勤があった場合でも、会社が次の寮を用意してくれることから入居先を探さなくて良い点もメリットといえるでしょう。
住み込みの仕事で働く前に確認しておくこと
住み込みの仕事で働く前には、下記を確認しておきましょう。
- 個室に住めるのか？
- 寮費は発生するのか？
- 光熱費はかかるのか？
- 寮内の設備は完備しているのか？
- 入居者はどうなのか？
まとめると、入寮前にはお金とプライベートに関する情報を確認しておくことが重要です。
住み込みの仕事を選ぶ際の注意点
個室が用意されていて、光熱費や寮費の負担がなくても、住み込みの仕事を選ぶ際には下記に注意しましょう。
- 気遣いは必要
- 仕事とプライベートを明確に分けるように努める
- プライベートの評価が仕事の評価につながる可能性がある
これらに注意することで、住み込みで仕事をしても快適な生活を送ることができます。
おわりに
本記事では、住み込みの仕事における注意点についてご説明しました。
下記、住み込みの仕事はやめておけと言われる理由の一例です。
- 選べる職種が少ない
- 個室ではなく、複数人が生活する大部屋の可能性がある
- 共有スペースが自由に使えるとは限らない
- 入居者によってはプライベートがほとんどない
- 独自のルールや習慣が設けられている
しかし、住み込みの仕事は生活費を抑えやすく、職場までアクセスがしやすいなどのメリットがあります。
住み込みのお仕事をお探しの方は、自分の希望に合った条件が用意されている会社を選びましょう。
