ホームレス状態の方や友人の家に居候している方など、自宅がなく住所がない方がいらっしゃいます。
現在の生活を変えるために働き場所を探さなければなりませんが、住民票など必要な情報が記載された書類が求められます。
では、住所不定の方は就職することができないのでしょうか。
本記事では、住所不定でも就職できるのかについて、必要なものや住所不定でもできる仕事とあわせてご紹介します。
住所不定とは
住所不定とは、自分名義で借りている・購入している住宅といった住まいを持たずに点々と移動して生活している状態です。
生活の困窮や家出などにより住所不定となる方が多く、その状態では公共料金の利用や社会保険への加入が難しくなります。
また、就職時には現住所などが記載された書類が求められることがあり、住所不定の場合は採用に影響を及ぼすことがあるのです。
住所不定の状態から就職するのは難しい?
結論として、住所不定の状態は現住所がある場合と比べると、就職が難しいことが多いです。
また、住所不定のなかでもその人の現状によっても難易度は大きく変わります。
たとえば、連絡手段のひとつであるスマートフォンを所有している方と所有していない方では、前者のほうが採用されやすいです。
ほかにも、身分証や預金通帳、所持金といったさまざまな要素が就職の際に影響を及ぼします。
仕事探しに住所が必要な理由
仕事探しの際に住所は、身分確認のために必要です。
住所不定の場合、本人の身元確認ができないことから、欠勤や事故などの際に企業が社員不在のリスクを負うことになります。
住所や連絡先を企業が把握することによってリスクを下げることができるため、企業としては雇用しやすくなるのです。
そのため、ほとんどの企業では住所を特定できる書類の提出を求めています。
住所不定から就職するために必要な準備物
こちらでは、住所不定から就職するために必要な準備物をご紹介します。
身分証明書
身分証明書のなかには、運転免許証や住民票、マイナンバーカードといったものが含まれます。
これらに共通しているものは公的機関が発行しているということであり、身分証明書としての信ぴょう性が高いです。
住所
定住場所があることで、所在を確認できるほか物件の賃貸・購入時の審査を通過していることから、就職がしやすくなります。
借りられる物件がない場合は一時的に生活保護を受給して生活を立て直すなど、さまざまなサポートを受けましょう。
連絡手段
連絡手段としては固定電話やスマートフォンが挙げられ、入社試験の結果報告やシフト相談などの際に用いられます。
企業と従業員同士がコミュニケーションを取れない場合、業務に支障をきたす可能性があるため、採用しにくいと感じるものです。
住所不定でもできる仕事はある?
住所不定の方でも、住み込みの仕事であれば採用される可能性があります。
住み込みの仕事は定住している住所が提供されるため、住所不定の課題をひとつ解決することができます。
家賃が一部負担なのか、全額負担なのかは企業に依存しますが、一般的な賃貸住宅よりも安価に住めるところが多いです。
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おわりに
本記事では、住所不定でも就職できるのかについてご説明しました。
住所不定の場合は、定住場所がある状態と比べてさまざまな業種・企業で採用を見送られる可能性が高いです。
本人の身元確認ができないことから、欠勤や事故などの際に企業が社員不在のリスクを負うことになるのです。
住所不定の場合、住み込み寮付きの仕事を探してみましょう。